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ドンペリドン(ナウゼリン®)で誤嚥性肺炎を減らせる?
脳神経外科病棟で頻繁に問題となる誤嚥性肺炎。その予防に、消化管運動促進薬ドンペリドン(ナウゼリン®)が関与する可能性を示した臨床研究が注目されています。本コラムでは、「なぜナウゼリンで誤嚥性肺炎が減ったのか」というメカニズムを、看護師の視点でわかりやすく解説します。誤嚥性肺炎は食事中の誤嚥だけでなく、胃内容物の逆流や夜間の不顕性誤嚥が関与することも多く、ナウゼリンによる胃内容排出の改善や嘔吐・逆流の抑制が、誤嚥リスク低下につながると考えられています。また、投与タイミングやQT延長などの副作用管理も重要な看護ポイントです。「ただの吐き気止め」と捉えず、なぜ処方されているのかを理解することが、誤嚥性肺炎予防につながる質の高い看護につながります。
2 日前


2025年高血圧ガイドライン改訂を どう受け止めるか
2025年、高血圧治療ガイドラインが6年ぶりに改訂され、年齢や合併症の有無にかかわらず、目標血圧は「130/80mmHg以下」に統一されました。境界域血圧であっても脳卒中や心血管イベントのリスクが高まることが明らかになり、より厳格な管理が求められています。一方、臨床現場では「下げすぎ」によるふらつきや活気低下、腎機能への影響など、看護師ならではの不安も少なくありません。今回の改訂は、単に数値を下げることが目的ではなく、患者の生活背景や体調変化を含めて血圧を捉える視点が重要であることを示しています。ガイドライン改訂をどう受け止め、看護にどう活かすのか。そのヒントを、現場目線で解説します。
2025年12月20日


脳外科手術は“覗く時代”の終わりへ
脳外科手術は“覗く時代”の終わりへ?
顕微鏡 → 外視鏡へ進む最新トレンド、知っていますか?
脳卒中や頭部外傷が増え続ける今、
脳外科看護の知識アップデートは患者の予後そのものを変えます。
今回のコラムでは、
苑田第一病院 脳神経外科 × NurCe代表 下田健太郎医師 が、
外視鏡手術の最新動向を現場視点で解説!
✔ 姿勢がラク → 術者も看護師も疲れにくい
✔ 教育効果が圧倒的にUP
✔ 低侵襲で小開頭でも深部にアプローチ
✔ コストも“顕微鏡の半額”レベル
✔ デメリットは「慣れ」だけ…?
日本脳神経外科コングレスや学会でも
外視鏡の演題は急増中。
**「顕微鏡だけの時代ではない」**ことが、いよいよ現場でも実感されています。
高齢化社会で増え続ける脳血管疾患。
寝たきりを減らすには、看護の力が不可欠です。
NurCe(一般社団法人脳神経外科看護研究会)は、
脳外科看護の知識向上で“予後を変える医療”を目指しています。
2025年12月13日


急性期脳卒中患者に対する弾性ストッキングは本当に必要か?
\その弾性ストッキング、ほんとに必要?/
急性期脳卒中患者に「弾スト」を装着するのは常識…?
実は、効果がないだけでなく有害事象も報告されています。
ガイドラインでは「推奨度E=行うべきではない」。
でも、DVT予防ガイドラインでは「終日装着推奨」。
――どっちを信じる?
現場で迷うこのテーマ、
NurCeコラムでエビデンスから整理しました。
2025年11月13日


外傷の分野にも血管内治療の波が!?
外傷の世界にも、血管内治療の波が押し寄せています。
注目されているのは——
🧩 慢性硬膜下血腫(CSDH)に対する中硬膜動脈塞栓術(MMA塞栓術)。
これまで一般的だった「穿頭洗浄術」では、再発率10〜20%と報告されてきました(日本脳神経外傷学会, 2023)。
しかし近年、カテーテルを使って中硬膜動脈を塞栓し、再発を防ぐという新しいアプローチが注目を集めています。
2025年10月25日


ICPセンサーは予後を改善しない!?
重症頭部外傷では、頭蓋内圧(ICP)を測るためにICPセンサーを留置 重症頭部外傷では、頭蓋内圧(ICP)を測るためにICPセンサーを留置します。 ICPセンサーの予後改善効果は、 はっきりしていないためランダム化比較試験が ボリビアとエクアドルで行われました。 医学会でもっとも権威の高い雑誌である New England Journal of Medicineに2012年に掲載されています。 重症頭部外傷324例を ICPセンサー群と 画像診断群に ランダムに振り分けて、その効果を検証しました。 その結果、ICPセンサー群と画像診断群で予後は変わりませんでした。 (機能、認知スコア ICP群56点 vs 画像診断群53点) 死亡率も同等でした(39% vs 41%)。 ICU滞在日数も統計学的に同等でした(12日 vs 9日)。 この結果を見ると、 ICPセンサーを留置しても意味がないのではと思われます。 また日本は欧米に比べると、 簡単に頭部CT検査が撮れるためICPセンサーが普及しにくいのかもしれません。 頭蓋内圧を下げる最後の手段である外
2025年9月25日


血栓回収後に血圧は下げなくていいの!?
みなさんは、急性期脳梗塞の患者さんに機械的血栓回収療法(カテーテルを使って詰まった血栓を取り除く治療)をした後、」血圧を下げたほうがいいと思っていませんか? 実は、 これまでの脳卒中治療ガイドラインでは、 「血栓回収後は血圧を140mmHg以下にすることを考慮すべき 」...
2025年4月3日
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