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急性期脳卒中患者に対する弾性ストッキングは本当に必要か?
\その弾性ストッキング、ほんとに必要?/
急性期脳卒中患者に「弾スト」を装着するのは常識…?
実は、効果がないだけでなく有害事象も報告されています。
ガイドラインでは「推奨度E=行うべきではない」。
でも、DVT予防ガイドラインでは「終日装着推奨」。
――どっちを信じる?
現場で迷うこのテーマ、
NurCeコラムでエビデンスから整理しました。
11月13日


外傷の分野にも血管内治療の波が!?
外傷の世界にも、血管内治療の波が押し寄せています。
注目されているのは——
🧩 慢性硬膜下血腫(CSDH)に対する中硬膜動脈塞栓術(MMA塞栓術)。
これまで一般的だった「穿頭洗浄術」では、再発率10〜20%と報告されてきました(日本脳神経外傷学会, 2023)。
しかし近年、カテーテルを使って中硬膜動脈を塞栓し、再発を防ぐという新しいアプローチが注目を集めています。
10月25日


ICPセンサーは予後を改善しない!?
重症頭部外傷では、頭蓋内圧(ICP)を測るためにICPセンサーを留置 重症頭部外傷では、頭蓋内圧(ICP)を測るためにICPセンサーを留置します。 ICPセンサーの予後改善効果は、 はっきりしていないためランダム化比較試験が ボリビアとエクアドルで行われました。 医学会でもっとも権威の高い雑誌である New England Journal of Medicineに2012年に掲載されています。 重症頭部外傷324例を ICPセンサー群と 画像診断群に ランダムに振り分けて、その効果を検証しました。 その結果、ICPセンサー群と画像診断群で予後は変わりませんでした。 (機能、認知スコア ICP群56点 vs 画像診断群53点) 死亡率も同等でした(39% vs 41%)。 ICU滞在日数も統計学的に同等でした(12日 vs 9日)。 この結果を見ると、 ICPセンサーを留置しても意味がないのではと思われます。 また日本は欧米に比べると、 簡単に頭部CT検査が撮れるためICPセンサーが普及しにくいのかもしれません。 頭蓋内圧を下げる最後の手段である外
9月25日


血栓回収後に血圧は下げなくていいの!?
みなさんは、急性期脳梗塞の患者さんに機械的血栓回収療法(カテーテルを使って詰まった血栓を取り除く治療)をした後、」血圧を下げたほうがいいと思っていませんか? 実は、 これまでの脳卒中治療ガイドラインでは、 「血栓回収後は血圧を140mmHg以下にすることを考慮すべき 」...
4月3日


活動実績(2021-2022)
2021年と2022年で総勢約700名の看護師やコメディカル、若手脳神経外科医の方々に参加していただきました。 セミナー満足度97%!!リピーター率30%! 売上の一部をひとり親世帯に食事を提供するNPO法人グッドネーバーズジャパン様に寄付しました。現在までに約100食分の...
2023年1月13日
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